ホームページを持ちたいけど調べてみても難しくて費用の相場がよく分からない、かといってムダな費用は払いたくない、という方は多いと思います。
デジタル時代の昨今では、自社の知名度や信頼度を上げるための第一歩としてホームページの制作を検討している方もいらっしゃるでしょう。
ただ、ホームページと聞くと初期の制作費用が高そうだったり、保守やメンテナンスが難しそうだったりと分からないことも多く、なかなかハードルが高く感じます。
この記事ではホームページの具体的な費用相場からムダな費用を抑えるためのポイントについて分かりやすく解説します。
ホームページは決して安い買い物ではありません。大きな失敗を避けるためにもぜひ最後までお読みください。
ホームページ制作の予算はどう決めるか？
まず、ホームページ制作のための予算はどのように決めたらよいのでしょうか？
ホームページ制作の費用相場はさまざまな要因で幅広く変動しますが、あらかじめ予算を決めておかなければ本当にその費用で決定していいのか判断もできません。
ここではホームページ制作の予算を判断する上で重要なポイントを確認していきましょう。
主なポイントは以下の3点になります。
- ホームページの目的
- デザインと機能
- 発注先
それでは順番に見ていきましょう。
ホームページの目的
まずはホームページの目的です。ホームページは目的によってボリュームや必要なデザイン、機能が大きく異なります。
情報を提供するだけの簡易的なホームページであれば比較的シンプルな構造で済むでしょう。
自社のニーズに合わせて目的を明確にして予算を検討しましょう。
デザインと機能
ホームページの目的によって、デザインや必要な機能も変わってきます。
例えば、自社の情報を提供するだけのホームページであれば、シンプルな構造になるケースが多いため、比較的安価になります。
そのためホームページ開設の際には、明確な目的を立てることがとても重要になってきます。
ホームページ開設で失敗しないためには、以下の記事をお読みください。
発注先
ホームページは自社制作でない限り、基本的に外部に発注する形になるでしょう。
その場合の発注先は大きく以下の二つに分かれます。
- 制作会社
- フリーランス
それぞれの重要なポイントとメリット、デメリットを以下にまとめました。
制作会社
大規模なプロジェクトや複雑な機能が必要な場合に適しています。
プロジェクトの進行管理や品質管理を専門のスタッフに任せたい場合に選択肢として考えられます。
大規模なプロジェクトや複雑な機能が必要な場合は、進行管理や品質管理を専門のスタッフに任せるために大手の制作会社を選んだ方が良いでしょう。
ちなみに複雑な機能とは主に以下のようなものです。
- ユーザー登録・ログイン機能
- オンライン予約・予約管理機能
- 決済・ショッピングカート機能
これらは一部ですが、ユーザーの使い勝手に合わせて必要な機能を導入することが重要です。
ただし、当然ですが制作費用も増しますので、重要性とコストのバランスをみて判断するようにしてください。
メリット
- 大規模なプロジェクトの経験が豊富で優れた専門知識を持つスタッフが担当するため、高品質な成果物が期待できる
- 人数が多いため、それぞれのスタッフが連携してスムーズに制作を進めることができる
- クライアントの要望に合わせたデザインや機能のカスタマイズが可能で高度なレベルのものにも対応できる
デメリット
- 豊富なリソースとスタッフを維持するためにはコストがかかるため、一般的に費用が高めであることが多い
- プロジェクト進行に関わる決定事項が多岐にわたる場合は頻繁なコミュニケーションが必要である
フリーランス
小・中規模のプロジェクトや必要以上に予算をかけたくない場合に適しているのがフリーランスです。
大手制作会社と比較して、臨機応変で柔軟な対応が可能な場合が多いです。
ただし、フリーランスを選定するためには事前の調査で信頼できる人を探し出すことが重要です。
メリット
- 一人、または少人数でプロジェクト全体を担当するため、コミュニケーションがスムーズで、柔軟な対応が可能である
- コストを比較的低く抑えることができ、予算に合わせて柔軟にカスタマイズ対応できることが多い
- 制作会社に比べて低コストで仕事を受注することが多く、必要な経費や固定費が少ないため、予算に合わせたリーズナブルな価格でホームページを制作が可能
- クライアントのニーズに合わせたカスタマイズがしやすい傾向があり、細かい要望や変更に対して柔軟な対応が可能
- 一人でプロジェクト全体を担当するため、コミュニケーションが取りやすく、プロジェクトの進行状況や修正に迅速に対応できる
デメリット
- 人によってスキルや経験にばらつきがある
- 個人で担当するため、大規模なプロジェクトの対応には限界がある。
どちらも一長一短がありますが、プロジェクトの規模やスケジュールに合わせて適切な発注先を選ぶことが重要です。
ホームページ制作の費用相場
ここではよくあるコーポレートサイトを例にして、ホームページ制作の具体的な費用相場を見ていきましょう。
一般的なコーポレートサイトはページ数によって大まかな費用が決まる場合が多いです。
具体的な費用相場は以下の通りです。
TOPページ
オリジナルデザイン：50,000〜130,000円
下層ページ
オリジナルデザイン：約20,000〜70,000円 / 1Pあたり
他下層ページと同じデザイン：約10,000〜35,000円 / 1Pあたり
費用の変動幅は、デザインの作り込み度や機能カスタマイズによる差です。
ちなみに、一般的なコーポレートサイトのページ数は5〜7ページで収まるケースが多いです。
仮に、合計7ページ(TOPページ含む)のホームページを依頼した場合の制作費用は、
オリジナルデザイン：約170,000円～550,000円
他下層ページと同じデザイン：約110,000円～340,000円
となります。
同じ内容にしてもかなり費用の差があることがお分かりになるかと思います。
また、近年ではレスポンシブ対応が標準対応になっている制作会社もありますが、その費用は1ページにつき約10,000円～35,000円となっています。
スマホでのインターネットの閲覧が当たり前の現代ではレスポンシブ対応は必須だと言えるでしょう。
※レスポンシブ対応とは、デバイスに応じてページの表示崩れをしないようにデザインを最適化することをいいます
ちなみに、WEB ZEROでは初期費用0円でレスポンシブ対応のホームページを持つことができます。
詳細は下記リンクからご覧ください。
集客特化型のホームページ
通称、LP(ランディングページ)と呼ばれる集客用のホームページは売上に繋げるためのコンバージョンを得るために、デザインが非常に重要になります。
また、基本的に1ページのみで構成されているのも特徴です。
具体的な費用相場は以下の通りです。
オリジナルデザイン：約100,000～300,000円
ランディングページにおいてはデザインの完成度が特に重要になるため、費用に差が出やすいといえます。
ムダな費用を抑えるコツ
ホームページ制作は決して安くはありません。
誰もが費用をできるだけ抑えながら高品質なホームページがほしい、と考えていることでしょう。
ここではムダな費用を抑えるコツをまとめました。
- ホームページの目的を明確にする
- 発注先の比較検討をする
- テンプレートを活用する
順番に見ていきましょう。
ホームページの目的を明確にする
まずは、ホームページを制作する目的についてしっかり考えることです。
「なぜこのホームページを作るのか？」という目的を明確に定義できれば、必然的に必要な機能やデザインが絞り込まれるはずです。
余計な機能やデザインを取り除くことで、シンプルで見やすいホームページができる上に制作費用も抑えることができるでしょう。
発注先の比較検討する
ホームページ制作を外部に委託する場合は、複数の制作会社やフリーランスから見積もりを取ることが重要です。
それぞれの提案や費用を比較検討することで、コストパフォーマンスの高い選択肢を見つけることができます。
また、過去の実績や評判も必ずチェックしましょう。安価な制作費用だけでなく、品質や信頼性も考慮することが大切です。
複数の制作会社やフリーランスの見積もりを比較検討し、コストパフォーマンスの高い選択肢を見つけることが重要です。
テンプレートを活用する
デザインや機能にそこまでこだわりがない場合は、外注先にテンプレートを活用してもらい費用を抑えるのも手段の一つです。
※外注先にテンプレートがある場合のみ
テンプレートを使用し、あらかじめ用意されたデザインやレイアウトをカスタマイズすることで独自のホームページを制作することも可能です。
オリジナルデザインと比較してテンプレートのカスタマイズは安価なため、制作費用を削減することができます。
まとめ
ホームページ制作の費用相場は、ホームページの目的、デザインや機能によって大きく変動します。
ホームページ制作でムダな費用を抑えるためには、目的に応じた最低限の機能やデザインが備わっているホームページを制作する意識が大切になります。
目的を明確にし、デザインや機能の必要性を考えて、外注先の比較検討した上で、予算内でホームページ制作が実現できるよう取り組みましょう。
WEB ZEROは初期費用0円でホームページ制作からメンテナンスまでお任せの月額制サービスです。
ぜひ、これを機にWEB ZEROでコーポレートサイトを作りましょう！
