ホームページの保守・メンテナンス費用の相場と注意点

    この記事を読むべき人
  • 初めてホームページを持とうとしているがあまり詳しくない人
  • 保守・メンテナンス費用の相場を把握したい人
  • 保守・メンテナンスの作業内容をざっくり知りたい人

ホームページの保守・メンテナンスの相場って調べてもハッキリした費用が分からなくて不安になりませんか?

ホームページを安全に運用し続けるためには、定期的な保守やメンテナンスが欠かせません。

しっかりメンテナンスをしないと、バグが発生してホームページが表示されなくなったり、悪意のある人からサイバー攻撃をされてエラーが発生したりしてしまいます。

手入れがされていない家に部屋に虫が出てしまったり、泥棒が簡単に入ってしまうのと同じです。

まだ家であれば自分で掃除をすることもできますが、ホームページのメンテナンスにはどうしても専門的な知識が不可欠になります。

なので、メンテナンスについてはプロに委託し、ご自身のホームページをしっかり守ることが重要になります。

しかし、メンテナンス内容は委託する業者によって違うため、契約内容に漏れが発生する可能性もあります。

最悪の場合は中途解約し違約金を支払わなければなりません。

また、ホームページの保守・メンテナンス費用は委託する業者によって変動します。

本記事では、ホームページの保守・メンテナンス費用の相場はもちろんのこと、委託する際の注意点についても分かりやすく解説します。

保守・メンテナンスの作業内容

まずは、保守・メンテナンス作業の内容について説明していきます。

ホームページの保守・メンテナンス作業には思っている以上に多くの種類があります。

契約の際に内容に漏れがないことを確認するためにも、大体の内容を把握しておく必要があります。

一度誤った内容で契約してしまうと、条件によっては解約にも違約金がかかるケースがあるため、注意が必要です。

作業内容は以下のように分けられます。

  • 定期的なコンテンツ更新
  • バグ対応
  • セキュリティ対策
  • ソフトウェアのアップデート
  • データのバックアップ

順番に詳しく説明していきます。

定期的なコンテンツ更新

まずは定期的なコンテンツ更新です。

コンテンツ更新とは

コンテンツ更新とは、お知らせやコラムなどの記事の追加や修正、画像の更新作業のことをいいます。

コンテンツ更新の方法は主に2つあります。

  • 自分自身で更新する
  • 委託業者に更新内容を伝えて更新してもらう

自分自身で更新する

自力で更新する場合でも、Wordpressという無料CMS(コンテンツ管理システム)を使用することで、プログラミングスキルが無くても専用の管理画面から簡単に更新することができます。

CMS(コンテンツ管理システム)とは、専門的な知識を持っていない人でもホームページのブログやお知らせなどのコンテンツを管理・更新できるシステムのことです。

ただし、その場合はホームページ制作を始める段階からWordpressを用いて構築する必要がありますので、事前に業者とよく打ち合わせをして決めましょう。

ちなみに、Wordpressは世界で最も多く利用されているCMSソフトで、世界中のホームページの43.1%がWordpressで構築されているというデータもあるほどです。

WordPressは全ウェブサイトの43.1%で使用されており、コンテンツ管理システムの市場シェアは63.1%です。(和訳)

W3Techs

委託業者に更新内容を伝えて更新してもらう

更新作業が煩わしく感じる場合は、メールなどを用いて、業者側に更新内容を伝えて更新してもらうといった手段もあります。

ただし、委託業者が確認してからの更新作業となるため、更新に時間がかかる場合があります。

業者のサポート対応時間などをしっかり確認した上でご自身のホームページに合った方法を検討しましょう。

コンテンツ更新しないと起きること

ホームページでは定期的にコンテンツを更新することで、継続的に閲覧者の興味を引くことができます。

また、定期的なコンテンツを更新することはSEO対策としても効果的です。

SEO対策とは、SEOを目的とした対策のことです。

SEOとは、検索エンジン最適化を意味しており、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに正しく評価されるように技術的にホームページを最適化することをいいます。

定期的なコンテンツを更新しないと、検索結果で上位表示されずアクセスが伸びなかったり、ホームページとしての信頼度がさがってしまうデメリットもあります。

コンテンツ更新の必要性

特にコンテンツを更新する予定の無い場合は、コンテンツ更新機能自体が必要ないでしょう。

ただし、業者によってはWordpressで構築することが前提の場合もありますので、よく打ち合わせるようにしましょう。

バグ対応

続いて、バグ対応です。

バグ対応とは

バグ対応とは、ホームページ内では突然バグやエラーなどが発生した際に正常な動作をするように修正する作業のことをいいます。

バグが発生すると起きること

バグやエラーが発生すると、表示が崩れたり、画面が真っ白になって何も表示されなくなることがあります。

バグ対応の必要性

ネットに詳しくない方では対応が難しいので、保守・メンテナンスでは必須の内容になるでしょう。

セキュリティ対策

次はセキュリティ対策です。

セキュリティ対策とは

セキュリティ対策とは、ホームページのセキュリティを安全に維持するための作業のことをいいます。

セキュリティ対策をしないと起きること

セキュリティ対策を万全にしないとDoS攻撃やブルートフォース攻撃などのサイバー攻撃を受け、ハッキングや情報漏洩など被害を受けるリスクが高まります。

DoS(Denial of Service)攻撃とは、悪意のある攻撃者がホームページに大量のデータなどを送り付けることで、処理に大きな負担をかけて正常な稼働を妨害するサイバー攻撃です

ブルートフォース(パスワード総あたり)攻撃は、悪意のある攻撃者の「パスワード総当たり」の解析によって情報漏洩の被害が出るサイバー攻撃です。

セキュリティ対策の必要性

ホームページではセキュリティ対策が必須になります。

自分のホームページは大丈夫、と油断することの無いように注意しましょう。

ソフトウェアのアップデート

次はソフトのアップデートです。

ソフトウェアのアップデートとは

ホームページによっては、CMS(コンテンツ管理システム)などのソフトウェアを使用している場合があり、ソフトウェアがバージョン更新される度にアップデートが必要になります。

つまり、ソフトウェアのアップデートとは使用しているCMSやプラグインのアップデート作業のことをいいます。

プラグインとはWordpressの拡張機能のことをいいます!

定期的にアップデートをして最新バージョンにすることでバグ対策にもなり、安全に運用をすることができます。

アップデートをしないと起きること

CMSもプラグインも頻繁にバージョン更新があるのですが、定期的にアップデートしないとセキュリティが弱体化し、サイバー攻撃を受けやすくなったり、CMSとプラグインどちらか一方が最新になっていないだけでも互換性が無くなり、正常に動作しなくなってしまうこともあります。

アップデートの必要性

ホームページをWordpressで構築している場合はソフトのアップデートは必須になります。 委託業者とよく打ち合わせして決めるとよいでしょう。

データのバックアップ

次はデータのバックアップです。

データのバックアップとは

データのバックアップとはこれまでに更新したコンテンツのデータをコピーして保存しておくことで、安全に保持するための作業です。

定期的にバックアップすることで、データの紛失や破損から守ることができます。

また、必要に合わせてデータを復元できます。

データのバックアップをしないと起きること

定期的にバックアップを取らなかったら、もしバグが発生してデータが紛失・破損した場合に復元する術がありません。

せっかく今まで積み上げてきたコンテンツも水の泡となってしまう可能性もあります。

データのバックアップの必要性

定期的なバックアップは非常に重要なため必須になります。

万が一の際にデータを失ってしまわないように確実にバックアップを取ってもらうようにしましょう。

保守・メンテナンス費用の相場

ここからは、ホームページの保守・メンテナンス費用の相場について説明していきます。

結論からいうと、ホームページのメンテナンス費用の相場は月額5,000円~20,000円程度といわれています。

ただし、大規模なホームページになるともっと高くなり、月額50,000円を超える場合もあります。

ちなみに、ホームページの保守・メンテナンスは一般的に月額制の固定料金となっているケースが多いです。

保守・メンテナンスは作業内容の範囲によっても、大きく費用が変動します。

ここからは費用の内訳をみていきたいと思います。

月額~5,000円程度

基本的に必須となる維持費のみで、以下のような保守・メンテナンス内容です。

  • サーバー
  • ドメイン更新
  • SSL対応

サーバーはホームページにとっての土地で、ドメインは住所のようなものです。

SSLとはセキュリティを強化するための設定です。

コンテンツ更新は自社で対応するか、追加料金で委託業社へ依頼

月額5,000円~20,000円程度

上記に追加で、コンテンツ更新やバグ対応などが保守・メンテナンス内容に含まれます。

この価格帯がボリュームゾーンとなります!

月額20,000円~50,000円程度

上記に追加で、CMSのメンテナンスやホームページのパフォーマンスのレポートなどが保守・メンテナンスに含まれます。

費用相場のまとめ

まとめると、最低限の維持に必要な内容だけだと月額~5,000円の費用。

コンテンツ更新やイレギュラーなバグ対応などを外注しようとすると、月額5,000円~20,000円の費用。

さらに複雑な内容のSEO対策なども追加すると月額20,000円~50,000円の費用といった相場になっています。

ちなみに、それ以上の価格になるとホームページで売上を上げるための本格的なコンサルティングなども含まれてきます。

上記を参考に、ご自身のホームページに合った保守・メンテナンス内容を選択するようにしてください。

ちなみにWEB ZERO -初期費用0円のホームページ制作サービス-では、保守・メンテナンス費用のみでホームページを持つことができます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

委託する際の注意点

ここでは、これまでの内容を考慮して、ホームページの保守・メンテナンスを委託する際の注意点を解説していきます。

主な注意点は以下の通りです。

  • 契約内容の明確化
  • 連絡手段の確認
  • 費用の透明性

契約内容の明確化

まずは契約内容についてです。

予想外の事態を防ぐためにも、契約内容を詳細に確認して理解することが重要になります。

普段からスムーズに連絡が取れるようにサポート対応時間も事前に確認しておくとよいでしょう。

トラブル発生時にどれくらい迅速に対応してもらえるかも大事な要素です。

業者によって、24時間対応、または営業時間内のみの対応など様々なので注意しましょう!

また、契約解除の条件や手続き方法も確認しておきましょう。

契約内容に反した場合、違約金を支払う必要がでてきます。

契約を解除するための手順や条件が明確であるかを確認しておくことで、将来起こり得るトラブルを事前に回避できます。

連絡手段の確認

前述と似たような内容ですが、トラブル発生時の連絡手段も確認しておきましょう。

    主な連絡手段
  • Eメール
  • 電話
  • LINE
  • その他SNS

ご自身の状況に合った方法で連絡が取れるように事前に打ち合わせしておき、効率的にコミュニケーションを取りましょう。

費用の透明性

最後に費用についてです。

契約における保守・メンテナンス費用について、きちんと明確になっているかを確認してください。

通常分ももちろんのことですが、追加料金が発生する可能性がある場合はその条件や料金体系を事前に把握しておくことで、予期せぬ出費を防ぐことができます。

まとめ

この記事は、ホームページの保守・メンテナンス費用の相場と委託する際の注意点について解説しました。

ホームページを継続して安全に運用するには、定期的な保守とメンテナンスが欠かせません。

この作業が行われないと、バグやセキュリティ面での問題が発生し、ホームページの正常な動作が損なわれる可能性があります。

具体的な保守・メンテナンスの作業内容は以下になります。

  • 定期的なコンテンツ更新
  • バグ対応
  • セキュリティ対策
  • ソフトウェアのアップデート

ホームページの保守・メンテナンス費用の相場は、月額5,000円から20,000円程度ですが、内容によってはこれ以上の費用がかかる場合もあります。

具体的な費用は作業内容によって変動するため、自身のホームページに合った内容を選ぶことが重要です。

また以下の内容に注意すると、トラブルになりにくくスムーズに進められるでしょう。

  • 契約内容の明確化
  • 連絡手段の確認
  • 費用の透明性

これらの要点をしっかり押さえて、信頼性のある業者を選びましょう。

WEB ZERO -初期費用0円のホームページ制作サービス-では、安心安全の保守・メンテナンス内容でホームページを持つことができます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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